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COLUMN

Back numbers of “THE TAPE RECORDER”


Beatrix Fife(ビートリックス・ファイフ)さんは、5ヶ国語(フランス語、ノルウェー語、イタリア語、英語、日本語)のマルチリンガルです。ミュージシャン、画家として東京で活動しています。

このコラムは、ビートリックスさんが幼少期を思い出しながらみずからの言葉の世界がどのように形成されていったかを書き綴ったコラムです。

7歳の少女は、幼いころからめまぐるしく変わる環境の中で、何を見て、感じ、考えていたのでしょうか。

どのように多言語を習得したのか、アイデンティティーはどのように形成されていったのか、言葉の違う人たちとどのように接していたか。

彼女の自己形成の過程には、本物のコミュニケーションの形が見えるような気がします。

フランス語(Français)、英語(English)、日本語の3か国語で連載します。

オリジナルの原稿はフランス語です。コラム連載にあわせて、ビートリックスさんが英語の原稿を書きおろしました。その英語の原稿を、翻訳家の中山ゆかりさんが和訳しました。

言語による文体やレイアウトの違いもお楽しみください。

 

Beatrix Fife is a musician and a painter. She lives in Tokyo.
She speaks five languages (French, Norwegian, Italian, English and Japanese).
This column is about how her world of languages developed in her childhood.
You will find real communication in the process of constructing her identity through the languages.
The column is in French, in English and Japanese.
The original text being in French, Bix has rewritten it in English from the point of view of the language she uses, thus being not a translation. It has kindly been translated from English to Japanese by Ms. Yukari Nakayama.

 

Beatrix Fife est peintre et musicienne. Elle réside à Tokyo.

Sa maîtrise de 5 langues (le français, le norvégien, l’italien, l’anglais et le japonais) nous a amenés à présenter dans cette rubrique un récit autobiographique de ses langues. Celles-ci ont contribué à construire son identité,  à travers le développement de la communication.

La rubrique a d’abord été écrite en français, puis en anglais (non pas en traduisant mais en essayant d’écrire du point de vue de la langue utilisée) et enfin en japonais (traduction de l’anglais au japonais gentiment effectuée par Mme Yukari Nakayama).

 

■Latest story

2019.1.16 update


CHAPITRE  II     L’ARRIVÉE EN FRANCE(Français) 

CHAPTERⅡ France (English)

第2章 フランス

 

■Back numbers

 

CHAPITRE I LE DÉPART (Français)

CHAPTER I FROM ONE PLACE TO ANOTHER (English)

第1章 街から街へ (日本語)

 

■Profile of writer


Beatrix Fife “Bix”

ストックホルム生まれ。幼年期をローマで過ごす。幼い時から3ヶ国語を話しピアノを習う。7歳の時、フランスのパリに移ってからフルートを始める。
オスロの大学へ進学後に絵画、演劇を始め、その後ニューヨークのオフブロードウェイでの演出アシスタント を経てブダペストの美術アカデミーでさらに絵画を学ぶ。90年オーストリアの絵画コンクールで入賞したのをきっかけに渡日。 京都にて書家田中心外主宰の「書インターナショナル」に参加。展覧会や音楽活動、ダンスや映像との複合パフォーマンスを行うなどして9年間を過ごす。 95年から99年まで、Marki、Michael Lazarinと共にパフォーマンスグループ「フィロクセラ」として活動。 97年、劇団「態変」音楽を担当、数公演を共にする。
99年、ベルギーに移る。ダンスパフォーマンスや絵画展覧会の他、ブリュッセルの音楽アカデミーでジャズピアノ、フルートを学ぶ。 2005年 ベルギーのエレクトロポップグループNEVEN に参加。2007年以降は Peter Clasen と共にBixmedard(ビックスメダール)として活動。 一方では、フランシュコンテ大学言語学修士を修了し、ブリュッセルにBLA語学スクールを開校、運営。 2010年夏より、再び活動の拠点を日本に移し Bix&Marki でフランス語のオリジナル曲を演奏。 絵画展も随時開催。 語学講師も行う。

 

■訳者プロフィール

中山ゆかり (なかやま・ゆかり)

翻訳家。慶應義塾大学法学部卒業。英国イースト・アングリア大学にて、美術・建築史学科大学院ディプロマを取得。訳書に、フィリップ・フック『印象派はこうして世界を征服した』、フローラ・フレイザー『ナポレオンの妹』、レニー・ソールズベリー/アリー・スジョ『偽りの来歴 20世紀最大の絵画詐欺事件』、サンディ・ネアン『美術品はなぜ盗まれるのか ターナーを取り戻した学芸員の静かな闘い』(以上、白水社)、デヴィッド・ハジュー『有害コミック撲滅! アメリカを変えた50年代「悪書」狩り』(共訳、岩波書店)、ルース・バトラー『ロダン 天才のかたち』(共訳、白水社)、フィリップ・フック『サザビーズで朝食を 競売人が明かす美とお金の物語』(フィルムアート社)など。

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