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2018年11月6日(火)   テーマ: 展示会・イベント 店舗情報

12/4-12/22 高橋 克之展「幻影 〜それは幻影でできている〜」

このたびふげん社では、画家・高橋克之による個展「幻影 〜それは幻影でできている〜」を開催いたします。

高橋氏は、自分独自の世界の断片を、石の壁で囲われた建物-部屋や階段、病棟や集会所など-人間のいない無機質な「空間」として描いてきました。

今回の個展では、雪舟画の「慧可断臂図(えかだんぴず)」に着想を得た「慧可」「出現」「溶解」を含む、新作15点を展示いたします。

高橋氏自身を形作る「幻影」の世界を、「線描の画肌」によって、表現しようとする試みです。

会期中には作家によるギャラリートークやワークショップを開催いたします。

皆様のご来場をお待ちしております。

 

■開催概要

高橋 克之展「幻影 〜それは幻影でできている〜」
2018年12月4日(火)~22日(土)

火-金 12時〜19時 / 土12時〜17時 / 日・月 休み

会場: コミュニケーションギャラリーふげん社
〒104-0045 東京都中央区築地1-8-4 築地ガーデンビル 2F
TEL:03-6264-3665 Mail:info@fugensha.jp

※作家在廊日
12/8,15,22
※展示作品は販売いたします

■関連イベント

※下記イベントはご予約制です。電話とメールで承っております。

TEL:03-6264-3665
Mail:event@fugensha.jp

・高橋克之 ギャラリートーク

日程:12月8日(土)14時〜15時

参加費:500円(1ドリンク) ※要予約

・名画コラージュ
~名画を素材として不思議な発想を楽しみましょう~

美術教師でもある高橋さんが、絵画の名作を用いて新たな作品を生み出すワークショップを開催します。材料や道具はすべてご用意いたしますのでお気軽にご参加ください。

日程:12月15日(土)14時〜16時

参加費:1000円(1ドリンク付)※要予約

名画コラージュ作例

 

自分独自の世界がある。それは経験によって作られ、日ごとに変容し続ける。
それはまた、記憶が混沌となったものの総体であり、映像の断片としては夜ごとの夢として知覚される。
私は、絵画制作を通して、その世界の断片をもとに、さまざまな絵物語を創造してきた。
過去のテーマとして、家、墓、病院、ホテル、図書館、森などがある。
今回は、「幻影」である。
きっかけは、以下のようになる。

雪舟の描いた「慧可断碑図(えかだんぴず)を」見て、その絵の中の慧可という禅僧に興味を持ち、彼を描いた。

慧可について調べた。※

慧可は、仏法を教えてほしいと、達磨(だるま)に願い出た。
達磨は、「空から赤い雪が降らない限り、教えない」と、慧可の願いを拒絶した。
その翌日、辺り一面真っ白な雪の中で、慧可は自分の手を切り落とし、出血のため気絶した。
一晩、生死をさまよった。

死の危険性のある行為を思うなかで、発生する幻影とは、どういうものか。
そう考えた結果、描いたものは、心臓である。
生死をさまよう過程において、発生する幻影とはどういったものか。
そう考えた結果、描いたものは、さまざまな顔である。

さまざまな顔を描く過程において考えたことがある
それは、自分の世界は何でできているのか、ということである。
夜中に川の土手を散歩する中、自分の世界は幻影でできている、ように感じた。
一方で、多くの人々と共有される映像でできている、現実世界がある。
二つの世界をつなぐものを、「線描の画肌」によって、表現しようと試みた。

「線描の画肌」は、幻影の元でもあり
身体に張り巡らされている神経の管の元でもあり
さまざまな絵物語の元でもある。

 

※全日本少林寺協会「少林寺秘話32:慧可が腕を切って仏法を求めた話」より

高橋 克之

 

■作家プロフィール

高橋 克之 Katsuyuki Takahashi

1967年 福島県福島市生まれ。1992年 福島大学教育学部卒業、1995年 福島大学大学院修了。展覧会:1994年・2003年VOCA展(上野の森美術館)、1995~2014年 個展(東邦画廊/京橋)、1998年福島の新世代98(福島県立美術館)、1999年「現代日本絵画の展望」展(東京ステーションギャラリー)、2001年 個展(喜多方市美術館)、かたちをもとめて-11人の日本作家展(釜山市立美術館/韓国)、2005年 NewSprits福島-物語をめぐって(福島県立美術館)、2011年選抜奨励展(損保ジャパン美術館/新宿)、他。パブリックコレクション:福島県立美術館、喜多方市美術館、佐久市立近代美術館、府中市美術館、大川美術館

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2018年11月1日(木)   テーマ: 展示会・イベント 店舗情報

12/8、22(土)ジュリのアトリエ〜水彩画ワークショップ

イラストレーター Julie Blanchin Fujita(ジュリ・ブランシャン・フジタ)さんによる水彩画ワークショップを、開講いたします。

ジュリさんは、フランス人のイラストレーターです。取材の一環で東京に滞在したときに日本文化に感動し、2009年から日本での生活を始められました。

現在は結婚して一児の母として東京で暮らしていらっしゃいます。

Julie Blanchin Fujita『J’AIME LE NATTÔ (納豆が好き)』

2017年にフランスの出版社”Hikari Editions”から、ご著書『J’AIME LE NATTÔ (納豆が好き)』を刊行されました。

ジュリさんのユニークな視点から、自身の6年間の日本生活をキュートで愉快な手書きのイラストと、フランス語と日本語の2ヶ国語の文章で生き生きと描いたルポルタージュです。

外国人としての視点とジュリさん独自の感性によって浮かび上がる東京は新鮮で、新しい文化を知る驚きと喜びに満ち、とても面白いです。時折混じるブラックジョークもクスッと笑えます。

ジュリさんという魅力的な主人公が、東京というフィールドで数々の試練をどうやって解決していくのか?と読んでいてワクワクします。

そのほかにも、NHKのフランス語のテキスト『まいにちフランス語』に長期連載をもっていらっしゃいます。

異国の地でパワフルにイラストレーターとして活躍するジュリさんと、楽しく水彩画を描いてみませんか?

気軽にフランス語に触れてみたいという方も、ご参加をお待ちしております。

*『J’AIME LE NATTÔ (納豆が好き)』を当店で特別販売しております。

We will hold Watercolor painting workshops with Julie Blanchin Fujita .

Julie Blanchin Fujita is French illustrator.She has lived in Japan for 9years.

Why do not you draw a watercolor painting pleasantly with Julie, who works as an illustrator powerfully in Japan?

If you would like to contact French, we are waiting for your participation.

 

■開講概要

ふげん社国際部

ジュリのアトリエ〜水彩画ワークショップ

開講日程:

2018年12月8日(土) 14:00〜15:30

2018年12月22日(土) 14:00〜15:30

講師:ジュリ・ブランシャン・フジタ

参加費:

1,000円(12才まで)

2,000円(13才~大人)

※ともに1ドリンク付

会場: コミュニケーションギャラリーふげん社

〒104-0045 東京都中央区築地1-8-4 築地ガーデンビル 2F

TEL:03-6264-3665 Mail:info@fugensha.jp

※連続でご受講いただく必要はございませんので、お好きな日にご参加ください。毎回違う内容なので、連続でのご参加ももちろんどうぞ!

※現在決まっている日程は上記のとおりですが、このあとも続く予定です。

Watercolor painting workshops〜Julie’s Atelier

Dates and times:

The first Dec.8 (Sat)14:00-15:30

The second Dec.22 (Sat)14:00-15:30

Lecturer:Julie Blanchin Fujita

fee:

1,000yen Chiidren

2,000yen +13 General

※1drink free

Access: Communication gallery Fugensha

〒104-0045 TsykijiGardenBuilding 2F 1-8-4 tsukiji chuou-ku Tokyo

TEL:03-6264-3665 Mail:info@fugensha.jp

■予約方法

電話とメールで承っております。
ご予約の際は「ご受講日、代表者のお名前、参加人数、当日のご連絡先(電話番号)」をご連絡ください。

TEL:03-6264-3665
Mail:event@fugensha.jp

Please reserve with the above contact information.

When making an appointment, please inform us of “the date of attendance, the name of the representative, the number of participants, the contact information of the day (phone number)”.

 

■プロフィール

Julie Blanchin Fujita

ジュリ・ブランシャン・フジタ

1979年、フランス西部 サント市に生まれる。

両親が近郊の小さな村に古い一軒家を買い、 家が改築される間、ジュリは農場や自然の中で絵を描いたり、
秘密基地で世界中を旅する事を空想しながら、 幼少期を過ごす。

弟と妹が生まれた後、1992年ペルピニャン近郊の小さな村に 移り住む。

その後、ニーム高等学校、トゥールーズ大学へ進学。
ストラスブール・アートスクールを2004年に卒業。
2005年からイラストレーターとして活動を開始する。 

財団から援助を受け、ドキュメンタリーイラストレーターとして、
アマゾンの熱帯雨林を中心にポリネシア、オーストラリアなどにて取材活動を行う。 

2008年、取材活動の一環として東京に短期間滞在する。その時、日本の文化に感動し、
翌年の2009年から日本で生活を始める。 

現在、結婚し一児の母として東京で暮らし、イラストレーション/グラフィック/ウェブデザイン/
アニメーション/ワークショップ/ライブペインティングを行う。

外国人の為のフランス語教員の資格を取得し、フランス語教育を行う。

Website : www.julieblanchin.com

Facebook : www.facebook.com/julieblanchinbox

Instagram : juliejapon

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2018年11月1日(木)   テーマ: 展示会・イベント 店舗情報

11/22(木) 『アンナの空』出版記念朗読会 スティアン・ホーレをよろしく

スティアン・ホーレ『アンナの空』より

スティアン・ホーレという絵本作家をごぞんじですか?北欧ノルウェーで活動する彼は、人生で出会う不安や悲しみを繊細にすくい上げ、デジタルコラージュを用いた濃密な絵画世界で表現します。世界の絵本賞をいくつも受賞した『ガルマンの夏』を始め、これまで多くの言語に翻訳されてきましたが、日本では昨年三元社から出版されたのが初めて。

この機会に多くの方にスティアンの魅力を知っていただきたいと、日本で出版された2冊の絵本『アンナの空』と『ガルマンの夏』の、ノルウェー語と日本語の、バイリンガル朗読会を開催いたします。

ノルウェー語の朗読を担当するのは、ふげん社おなじみのアーティスト、ビートリックス・ファイフさん。ノルウェー人の母を持つビートリックスさんは、ノルウェー語を含む五ヶ国語の話者でもあります。ノルウェー語の美しい響きをぜひ味わってください。

日本語の朗読は、ダンサーの飯森沙百合さんが担当します。身体全体を使った朗読にご期待ください。

絵本を翻訳した小柳隆之さんと、ビートリックスさんのトークもありの、盛りだくさんの夜になります。

皆様お誘い合わせの上、是非お出かけください。

スティアン・ホーレをどうぞよろしく!

スティアン・ホーレ『ガルマンの夏』より

 

■開催概要

『アンナの空』出版記念朗読会

スティアン・ホーレをよろしく

日時:2018年11月22日(木) 19時~20時半

会場: コミュニケーションギャラリーふげん社

〒104-0045 東京都中央区築地1-8-4 築地ガーデンビル 2F

TEL:03-6264-3665 Mail:info@fugensha.jp

参加費:1,500円(1ドリンク付)※要予約

 

出演:

ビートリックス・ファイフ(画家・歌手/ノルウェー語朗読)

飯森沙百合(ダンサー/日本語朗読)

小柳隆之(『ガルマンの夏』『アンナの空』翻訳者)

構成:西島明

 

プログラム:

・絵本『アンナの空』、『ガルマンの夏』朗読

・トーク 小柳隆之×ビートリックス・ファイフ

会場で『アンナの空』、『ガルマンの夏』(三元社)を販売いたします。

 

■ご予約方法

当イベントはご予約制です。

下記までお名前・人数・お電話番号をご連絡ください。

03-6264-3665

event@fugensha.jp

 

■作家プロフィール

スティアン・ホーレ(Stian Hole)

1969年生まれ。ノルウェー、オスロ在住のイラストレーター、絵本作家。国立芸術デザイン大学にてヴィジュアル・アートの修士号取得。ノルウェーの絵本作家としては異例なことに、その作品は世界各国で翻訳出版され、ボローニャ国際児童図書展ラガッツィ賞ほかを受賞するなど高い評価を受けている。

 

■出演者プロフィール

ビートリックス・ファイフ(Beatrix Fife)

イギリス系でイタリア育ちの父、 イギリスに育ったノルウェー人の母のもとで育ち、幼い時から伊、英、ノルウェーの3ヶ国語を話す。

オスロの大学へ進学後絵画、演劇を始め、ブダペストの美術アカデミーで絵画を学ぶ。2006年フランス、ブゾンソンのフランシュ・コンテ大学修士課程(心理言語学、専門はロールプレイ)修了。

2010年から拠点を日本に移し、フレンチポップデュオBix&Markiでの音楽活動の傍ら、アンスティチュ フランセ東京、東京大学、早稲田大学で仏語非常勤講師を務める。日本語も堪能。

 

飯森沙百合(いいもり・さゆり)

神奈川県出身。2009年より東京のダンスカンパニー〈Co.山田うん〉に参加。また国内外の振付家作品にダンサーとして参加。他にも、中川翔子ライヴツアーのバックダンサーや音楽家、画家とのコラボレーションなど多彩な活動を展開。近年はダンスユニット〈Atachitachi〉を結成し、作品発表も行なっている。

 

小柳隆之(こやなぎ・たかゆき)

千葉県出身。東京大学法学部卒業後、商社勤務を経て、現在、文化イベントプロデューサーとして「想像空間」を主宰。翻訳者・出版コーディネーター。

 

■絵本紹介

アンナの空

[絵・文] スティアン・ホーレ

[訳] 小柳隆之

ママのお葬式の日。すべてが痛みにみちた日。世界をさかさまにひっくり返したアンナは、空の底深くへパパをつれ出します。ノルウェーの作家スティアン・ホーレの絵本、第二弾。

定価=本体 2,000円+税

 

ガルマンの夏

[絵・文] スティアン・ホーレ

[訳] 小柳隆之

今日は夏休みの最後の日。 三人のおばさんたちが遊びに来ています。 あたりには秋の気配が漂ってきました。 ガルマンの歯はまだ一本も抜けていません。 夏の間、毎日、歯を触ってみました。 もう時間がありません。明日には学校が 始まります。ガルマンは不安です。

定価=本体 2,000円+税

 

版元:株式会社三元社
〒 113-0033  東京都文京区本郷 1-28-36 鳳明ビル 1 階
tel 03-5803-4155 / fax 03-5803-4156
http://www.sangensha.co.jp

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2018年10月20日(土)   テーマ: 展示会・イベント 店舗情報

11/6-12/1 水越 武 写真展『MY SENSE OF WONDER』

花崗岩と月・燕岳(後期)

このたび、ヒマラヤや熱帯雨林など世界各国の自然と対峙してきた国際的自然写真家である水越武さん「MY SENSE OF WONDER」を開催いたします。

ふげん社では「天上のモノクローム」から3年ぶりの個展となります。

今回は、1970 年代〜2010 年代に日本全国で撮影したカラーの風景写真を、前後期あわせて 40 点展示いたします。

前期は「水の音」と題して人間の生活圏で捉えた写真を、対して後期は「光の音」と題し人間界から隔絶された世界で捉えた写真を展示いたします。

会期中には、水越武さんと写真評論家の飯沢耕太郎さんとギャラリートークショーを開催いたします。

驚きと感動、深い畏敬の念をもって森羅万象を見つめ続けてきた水越さんが、研ぎ澄まされた感受性で大自然をとらえた選りすぐりの作品を、ぜひご高覧下さい。

同期間中には、水越さんの屈斜路湖での生活を取材した写真展を、3 階の「デジタルラボ Papyrus」で開催いたします。どうぞ併せてご来場ください。

 

雨後のサンカヨウ・上高地(前期)

イソツツジ咲く原野・北海道(後期)

小川の氷 戸台川・南アルプス(前期)

 

■開催概要

水越 武 写真展『MY SENSE OF WONDER』
2018年11月6日(火)~12月1日(土)

前期「水の音」:2018年11月6日(火)~17日(土)
後期「光の音」:2018年11月20日(火)~12月1日(土)

火-金 12時〜19時 / 土12時〜17時 / 日・月 休み※11/23(祝)も休まず営業いたします

会場: コミュニケーションギャラリーふげん社
〒104-0045 東京都中央区築地1-8-4 築地ガーデンビル 2F
TEL:03-6264-3665 Mail:info@fugensha.jp

 

[同時開催]


水越 武の「森の生活」(撮影・新納翔)

水越さんの北海道・屈斜路での生活を取材した写真を展示します。

会場:デジタルラボpapyrus
〒104-0045 東京都中央区築地1-8-4 築地ガーデンビル 3F

http://papyrus-labo.jp/

 

[カレンダー販売]

「MY SENSE OF WONDER」の作品が、日本アグフア・ゲバルト株式会社の 2019 年公式カレンダー に採用されました。

会場で、1,000円(税込)で販売いたします。

商品詳細、通販ご希望の方はこちらのページをご覧ください。

 

■作家プロフィール

水越 武 Mizukoshi Takeshi

1938 年愛知県豊橋市生まれ。 東京農業大学林学科中退後、田淵行男に師事し写真を始める。 山と森林をテーマとし、『日本の原生林』『わたしの山の博物誌』 『真昼の星への旅』『最後の辺境』など多数の写真集がある。 土門拳賞、芸術選奨文部科学大臣賞など受賞。 国際的にも高く評価され、作品は国内外の博物館、美術館にも収蔵されている。

 

私の「センス・オブ・ワンダー」

水越 武

潤いのある繊細な美しい森と、澄んで絶えることのない流れを持つ日本の山は、季節に激しく移ろい、生物多様性にも恵まれている。

山歩きはそんな豊穣な自然がたっぷりとつまった世界に身を浸し、その恩恵を五感を通して浴びる行為である。

野外で一人遊ぶのが何よりも好きだった私は、十代の初めにこんな山にひ かれ、洗礼を受けた。

自然を見る目も、その触れ方も、すべて山から教わった。何かをつかみたいと追い求め、多彩な生命を抱えるさまざまな世界をひたすら歩き巡ってきた。

山や自然を撮る仕事を半世紀以上も続けてきてつくづく思うのは、写真の 技術などよりもっと大切なことがあるということだ。

それは自然への好奇心であり、自然の中で森羅万象に出会って驚き、感動し、それに加えて畏敬の念を持って不思議だと思う心である。

私をとらえ、深いところで共鳴した、そんな自然を見ていただきたい。

これが私の「センス・オブ・ワンダー」である。

 

■イベント

水越 武×飯沢 耕太郎 ギャラリートーク+パーティー

2018年11月10日(土)14時~15時半

参加費 2,000円(ドリンク付き)※要予約

本展にテキストを寄せていただいた写真評論家の飯沢耕太郎さんを対談相手にお迎えして、写真展会場でギャラリートークを開催いたします。
水越さんは、写真の仕事を初めて半世紀以上、世界の高峰や原生林、熱帯雨林など、手つかずの厳しい自然環境と対峙されてきました。今回展示されている作品についてはもちろん、水越さんにとって自然と向き合うとはどういうことか、屈斜路での生活について、今取り組んでいる仕事など、これまでの仕事を振り返るお話をお聞かせいただきたいと思います。

トークの後には、ささやかなパーティを催します。
北海道屈斜路にお住まいの水越さんが、東京でお話しをされる貴重な機会です。
皆様のご参加をお待ち申し上げます。

予約方法:

電話とメールで承っております。
メールをお送りいただく際はタイトルを「水越トーク」、本文に「代表者のお名前、参加人数、当日のご連絡先(電話番号)」をご明記ください。

TEL:03-6264-3665
Mail:event@fugensha.jp

ゲストプロフィール:
飯沢 耕太郎
写真評論家。きのこ文学研究家。1954年、宮城県生まれ。1977年、日本大学芸術学部写真学科卒業。1984年、筑波大学大学院芸術学研究科博士課程修了。主な著書に『写真美術館へようこそ』(講談社現代新書1996)、『デジグラフィ』(中央公論新社 2004)、『きのこ文学大全』(平凡社新書 2008)、『写真的思考』(河出ブックス 2009)、『キーワードで読む現代日本写真』(フィルムアート社 2017)、『きのこ文学ワンダーランド』(DU BOOKS 2013)などがある。

 

水越武の「SENSE OF WONDER」

飯沢耕太郎(写真評論家)

水越武(1938〜)はいうまでもなく日本を代表する自然写真家の一人である。1975年に最初の写真集『槍・穂高』(山と渓谷社)を刊行して以来、山岳写真を中心に多くの写真集を刊行し、展覧会を開催してきた。その撮影範囲は、日本だけでなくヒマラヤから赤道直下の熱帯雨林までカバーし、1988年末に北海道川上郡弟子屈町屈斜路に移住して、今なお旺盛な創作活動を続けている。

水越の写真作品を見るたびに、この人はどのような思いを込めてシャッターを切っているのだろうかと考えてしまう。山や海や森にカメラを向ける写真家は数多いるのだが、彼の写真は、どれを見ても隅々までぴんと張りつめた緊張感が感じられるからだ。現代人にとって、自然はもはや畏怖の対象ではなく、ピクニックを愉しんだり、鑑賞したりできる身近な環境になってしまった。だが水越の写真の中では、あたかも古代人が目にしたり、肌で感じたりしていたような、人間世界とはかけ離れた荘厳な姿を露にしているのだ。

今回の水越武写真展「MY SENSE OF WONDER」は、前期の人間の生活圏を「水の音」、後期の人間界から隔絶した世界を「光の音」とした2部構成で開催される。むしろ興味深いのは、いつもの彼の写真世界が展開される「人間界から隔絶した世界」ではなく、「人間の生活圏」の写真群の方だろう。たしかに、そこには尾瀬のナガバノモウセンゴケ、上高地の高山植物、知床半島のラウスコンブなど、やや親しみやすい眺めを見ることができる。とはいえ、あの凛とした、緊張感漂う画面構成にはいささかの弛みもない。ここでも、自然は人間にはコントロール不可能な、圧倒的な存在感を発して写っているのだ。

そのような自然のあり方を、敬意を持って受けとめ、そっと画像に移し替えていく行為の集積こそが、水越にとっての写真の営みなのだろう。そこでは常に自らの「SENSE OF WONDER」(驚異の感覚)に磨きをかけ、新鮮で鋭敏な感受性を保つことが必要になる。水越がそうやって鍛え上げてきた、「MY SENSE OF WONDER」の産物というべき写真の数々を、じっくりと味わってみたい。

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2018年10月4日(木)   テーマ: 展示会・イベント

12/7(金) 《ふげん社 落研》柳家やなぎ落語ナイト 第十九回

 

 

 

 

 

《ふげん社落研》は隔月開催のアットホームな雰囲気の落語会です♪

「さん喬一門」のホープ柳家やなぎさんに、古典演目2 席をご披露いただきます。

どの会場よりもお客様と演者との距離の近さが魅力の落語会です!

回を重ねるごとに腕に磨きをかける、やなぎさんの「今」をぜひ体感しにいらしてください。

花金の夜、古典の世界に浸りませんか?

皆様のご来場を心よりお待ちしております。

 

■開催概要

《ふげん社 落研》柳家やなぎ落語ナイト 第19回

日時:2018年 12月7日(金) 19時〜20時半

出演:柳家やなぎ

木戸銭:
【予約】¥1,300
【当日】¥1,500
(予約、当日ともドリンク付き)

 

■ご予約方法

お電話、メールにて承ります。

代表者のお名前、ご参加人数、当日の連絡先(電話番号)をご明記の上お送りください。

TEL:03-6264-3665
Mail:event@fugensha.jp

 

■プロフィール

柳家 やなぎ(やなぎや・やなぎ)

本名
卯野 博幸 (うの ひろゆき)
生年月日
1990年2月18日
出身地
北海道野付郡別海町
芸歴
2010(平成22)年9月 柳家さん喬に入門
2011(平成23)年2月 前座となる 前座名「さん坊」
2015(平成27)年5月21日 二ツ目昇進「柳家やなぎ」と改名

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2018年9月25日(火)   テーマ: 展示会・イベント

10/2-10/13 飯沢 耕太郎『月読み』刊行記念展

 

 

玉
の
緒
を
月
の
あ
な
た
に
解
き
放
つ

写真評論家でおなじみの飯沢耕太郎さんが、月のドローイングと俳句で編んだ美しい本『月読み』を刊行されました。月にまつわる113個の俳句と月の満ち欠けを描いた詩情豊な水彩画が、じゃばら折りという特殊な製本で綴じられているアートブックです。印刷はふげん社母体の渡辺美術印刷が担当しました。

このたび、『月読み』の刊行を記念した原画展を開催いたします。会場では、本と原画の販売をおこないます。
月の美しい秋の夜、月が誘う幻想的な世界に身を浸してみませんか?

?作家在廊日?
10/3(水)、10(水)、11(木)
いずれも16時ごろから

■開催概要

飯沢 耕太郎 『月読み』刊行記念展

2018年10月2日(火)〜10月13日(土)

火-金 12時〜19時 / 土12時〜17時 / 日・月 休み

会場: コミュニケーションギャラリーふげん社
〒104-0045 東京都中央区築地1-8-4 築地ガーデンビル 2F
TEL:03-6264-3665 Mail:info@fugensha.jp

◉刊行情報

 

月読み
著者:飯沢 耕太郎
出版社:三月兎社
装丁:塚田佳奈
印刷:渡辺美術印刷株式会社
価格:2,500円(税込)

 

■作家プロフィール

飯沢 耕太郎

写真評論家。きのこ文学研究家。1954年、宮城県生まれ。1977年、日本大学芸術学部写真学科卒業。1984年、筑波大学大学院芸術学研究科博士課程修了。主な著書に『写真美術館へようこそ』(講談社現代新書1996)、『デジグラフィ』(中央公論新社 2004)、『きのこ文学大全』(平凡社新書 2008)、『写真的思考』(河出ブックス 2009)、『キーワードで読む現代日本写真』(フィルムアート社 2017)、『きのこ文学ワンダーランド』(DU BOOKS 2013)などがある。

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2018年9月19日(水)   テーマ: 展示会・イベント

10/23-11/3 ヒマラヤ小学校名作展2018~ひとりひとり~

厳しい貧困を生きるネパールの子どもたちのため、2004年に設立されたヒマラヤ小学校の運営代表である吉岡大祐さんが、初の自叙伝『ヒマラヤに学校をつくる―カネなしコネなしの僕と、見捨てられた子どもたちの挑戦』(旬報社)を8月に上梓されました。

本書の発売を記念して展覧会を開催いたします。ヒマラヤ小学校に通う子どもたちが描いた、元気いっぱいの絵画や、運営責任者である吉岡大祐氏が撮影した生徒一人一人にフォーカスした表情豊かな写真を壁いっぱいに展示いたします。

展覧会に際して吉岡大祐さんの講演会や浪曲会も開催いたします。ぜひ足をお運びください。

■開催概要

ヒマラヤ小学校名作展2018~ひとりひとり~

2018年10月23日(火)〜11月3日(土)

火-金 12時〜19時 / 土12時〜17時 / 日・月 休み

会場: コミュニケーションギャラリーふげん社
〒104-0045 東京都中央区築地1-8-4 築地ガーデンビル 2F
TEL:03-6264-3665 Mail:info@fugensha.jp

※吉岡大祐さんは、会期中、全日在廊されます。

◉チャリティーグッズ販売

 

ヒマラヤ小学校の卒業生が制作したカラフルで可愛い手芸品を販売いたします。また、吉岡氏撮影の、笑顔はじけるネパールの子どもたちのポストカードも販売します。これらの売り上げは、ヒマラヤ小学校に寄付されます。

◉「ヒマラヤ小学校」運営代表著作の販売

下記の書籍を展覧会会場で販売いたします。

『ヒマラヤに学校をつくる
カネなしコネなしの僕と、見捨てられた子どもたちの挑戦』

子どもたちに教育を!貧困のネパールで、カネなしコネなしの若者がたったひとりで学校づくりに挑んだ、涙と感動の20年間の軌跡。

著者:吉岡大祐
定価:本体1,400円+税
出版社:旬報社

 

■イベント

※ご予約制です。店頭、お電話またはメールにてお申し込みください。

event@fugensha.jp 03-6264-3665

 

◉吉岡 大祐 講演会「ヒマラヤ小学校 壮途につく3」

22歳でネパールに渡り、厳しい貧困の中に生きる子どもたちを目の当たりにしてから、お金もコネもない中で就学支援を始めた吉岡さんによる講演会を開催いたします。本には書いていない裏話や、ネパールの現状などをざっくばらんにお話します。

日時:10月27日(土) 14時~15時半

講師:吉岡大祐(「ヒマラヤ小学校」運営代表)

参加費:1,500円(1ドリンク付)※ご予約制

 

◉築地で名調子!東家一太郎ふげん社の会ヒマラヤ小学校SP

気鋭の浪曲師・東家一太郎さんが、吉岡大祐さんの一代記をオリジナル浪曲にして披露いたします。

何よりも家族を大切にするネパールの子どもは、浪曲の世界で描かれる義理深い人々と重なります。見捨てられたネパールの子どもたちのため、ゼロから学校づくりに挑んだ、吉岡大祐さんの涙と感動の20年の物語を、浪曲でお伝えします。

日時:11月2日(金) 19時~20時半

参加費:1,500円(1ドリンク付)※ご予約制

出演者:東家一太郎(浪曲師)、東家美(曲師)

 

■プロフィール

吉岡 大祐(よしおか だいすけ)

  1976年3月生まれ。1998年、鍼灸師国家試験合格後、ネパールへ渡る。トリブヴァン大学でネパール語を学ぶ傍ら、近所のお年寄りへの無料鍼灸治療を始める。99年、医療キャンプ地で子ども達の厳しい現状を見た事をきっかけに現地の友人や知人と共に「ヒマラヤ青少年育英会」の立ち上げ、貧しい子ども達の就学支援活動を始める。2000年、ネパール癌協会から治療室の提供を受け、以来、がん患者をはじめ貧しい人々への無償治療を続けている。2004年、冒険家でプロスキーヤーの三浦雄一郎氏をはじめ日本の高校生の協力の元、3年間の募金活動を経て、現地の小さな村に「クラーク記念ヒマラヤ小学校」を開校。運営責任者として学校運営を行うほか、子ども達と学校の自立を目指し、職業訓練に力を注いでいる。

 

■関連ページ

●吉岡大祐のヒマラヤ活動日記
吉岡さんによるヒマラヤ青少年育英会の活動日記です。活動していく中での嬉しいこと、楽しいことはもちろん、悲しみや苦悩も赤裸々に綴られています。

吉岡さんが撮影された、ネパールの子どもたちの生き生きとした写真も素敵です。高頻度で更新されていますので、ぜひチェックしてみてください。

●ヒマラヤ青少年育英会
吉岡さんが1999年に医療キャンプ地で子ども達の厳しい現状を見た事をきっかけに現地のご友人と共に立ち上げた、就学支援活動の団体です。

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2018年9月14日(金)   テーマ: 展示会・イベント 店舗情報

11/6(火) Bix抽象画WS[思いを表現する方法〜Dessinons au crayon〜] 第7回 リズム

画家Beatrix Fife(ビートリックス・ファイフ)さんによる抽象画ワークショップ 第7回「リズム」を、11月6日(火)に開催いたします。

2017年11月に開催したビートリックスさんの絵画展「タイトルをつける」の会期中に開催した「Bix抽象画ワークショップ」が好評につきシリーズ化し、今年から隔月で開講しております。

どんなふうに抽象画を鑑賞すればいいか分からなくて、戸惑ってしまったことはありませんか?どのようにモノを観察して、どのように描くのかを、ビートリックスさんが皆さんにやさしく丁寧にレクチャーいたします。

レクチャーの後は、実際に鉛筆を片手に、抽象画を描いてみましょう。

画家であり、ミュージシャンであり、世界をまたにかけて生活し作家活動をするビートリックスさんならではの、言葉と絵画、音楽、国境、すべてのボーダーを軽やかに越えていく自由な発想をわかちあい、表現の喜びをいっしょに感じませんか?♪

 5ヶ国語の話者で語学講師でもあるビートリックスさん。フランス語のプチ・レッスンも交えてお送りします。

絵画表現に興味を持つ方、異文化とふれあいたい方、まだ見ぬ世界へ飛び込みたい方、表現の世界を愛している方、フランス語に触れたい方、ぜひご参加くださいませ。

 

2017.12.2(土) 第一回

2018.1.30 第二回「影と輪郭」

2018.3.6 第三回「色」

2018.5.29 第四回「形」

2018.7.17 第五回「空間」

 

 

2018.9.11  第六回「線」

 

 

■開催概要

Bix抽象画WS[思いを表現する方法〜Dessinons au crayon〜] 第7回 リズム

11月6日(火) 19時〜20時半

講師:ビートリックス・ファイフ

参加費:1,500円(ドリンク付)

■予約方法

電話とメールで承っております。
ご予約の際は「代表者のお名前、参加人数、当日のご連絡先(電話番号)」をご連絡ください。
TEL:03-6264-3665
Mail:event@fugensha.jp

 

■作家プロフィール

Beatrix Fife “Bix”

イギリス系でイタリア育ちの父、 イギリスに育ったノルウェー人の母のもとで幼年期をローマで過ごす。 幼い時から伊、英、ノルウェーの3ヶ国語を話す。 7歳からは家族でフランスのパリに移り、フルートを習う。

パリの高校卒業後、オスロの大学へ進学。絵画、演劇を始める。 その後ニューヨークのオフブロードウェイでの演出アシスタントを経て、 ブダペストの美術アカデミーで絵画を学ぶ。 90年オーストリアの絵画コンクールで入賞したのをきっかけに渡日。 京都で語学講師を始めると共に、展覧会や音楽活動、ダンスや映像との複合パフォーマンスを行うなどして9年間を過ごす。

99年、ベルギーに移る。仏英語講師を務めながら絵画と音楽活動を続け、 ブリュッセルの音楽アカデミーでジャズピアノ、フルートを学ぶ。 02年からフランス、ブゾンソンのフランシュ・コンテ大学修士課程(心理言語学、専門はロールプレイ)で学び、06年に修了。 ブリュッセルにてBLA語学スクールを開校、運営。

2010年夏より、再び活動の拠点を日本に移し、Bix&Marki でフランス語のオリジナル曲を演奏。 現在、アンスティチュ フランセ東京、東京大学、早稲田大学で仏語非常勤講師を務める。 日本語も堪能。

[ 絵画 ]web site http://www.beatrixfife.com/index.html

[ Bix&Marki ]web site https://www.makbx.com/index.html

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2018年9月14日(金)   テーマ: 展示会・イベント 店舗情報

ロールプレイで学ぶ・秋のBixフランス語連続講座(全5回)受講生募集中!

 

コミュニケーションギャラリーは海を越えて

〜ふげん社国際部〜

 

10月から始まる、Beatrix Fife(ビートリックス・ファイフ)さんによるフランス語連続講座(全5回)の受講生を募集いたします。

 

ビートリックスさんは、ネイティブ言語のフランス語、ノルウェー語、イタリア語に加え、英語と日本語を話す、5ヶ国語の話者です。

その語学力を生かし、東京大学、早稲田大学や、アンスティチュ・フランセ東京で教鞭をとっていらっしゃいます。

 

この教室では、「ロールプレイ(role play)」や「劇」を使い、フランス語を楽しく、実践的にみなさんにお教えします。

 

画家、Bix & Markiの音楽活動、語学講師と、さまざまな顔をもち縦横無尽に活躍されているビートリックスさんですが、彼女の絵も、歌も、会話も、内側から湧き上がる「自己表現」という欲求から発するものです。その表出方法が異なるだけで、すべては繋がっています。

 

「表現」のプロフェッショナルであるビートリックスさんと、生育環境や年齢、性別、国籍などのルーツやバッググランドが異なる人々と繋がる喜びを分かち合いませんか?

皆さまのご参加をお待ちしております。

 

■開講概要

ロールプレイで学ぶ・秋のBixフランス語連続講座【全5回】

講義日:

全5回 火曜日19:00〜20:00(1時間)
10月2日、16日、30日、11月13日、27日

受講料:税込10,000円(初回にお支払いください)

定員:10名

 

■予約方法

電話とメールで承っております。
ご予約の際は「代表者のお名前、参加人数、当日のご連絡先(電話番号)」をご連絡ください。

TEL:03-6264-3665
Mail:event@fugensha.jp

 

■講師プロフィール

Beatrix Fife “Bix”

イギリス系でイタリア育ちの父、 イギリスに育ったノルウェー人の母のもとで幼年期をローマで過ごす。 幼い時から伊、英、ノルウェーの3ヶ国語を話す。 7歳からは家族でフランスのパリに移り、フルートを習う。

パリの高校卒業後、オスロの大学へ進学。絵画、演劇を始める。 その後ニューヨークのオフブロードウェイでの演出アシスタントを経て、 ブダペストの美術アカデミーで絵画を学ぶ。 90年オーストリアの絵画コンクールで入賞したのをきっかけに渡日。 京都で語学講師を始めると共に、展覧会や音楽活動、ダンスや映像との複合パフォーマンスを行うなどして9年間を過ごす。

99年、ベルギーに移る。仏英語講師を務めながら絵画と音楽活動を続け、 ブリュッセルの音楽アカデミーでジャズピアノ、フルートを学ぶ。 02年からフランス、ブゾンソンのフランシュ・コンテ大学修士課程(心理言語学、専門はロールプレイ)で学び、06年に修了。 ブリュッセルにてBLA語学スクールを開校、運営。

2010年夏より、再び活動の拠点を日本に移し、Bix&Marki でフランス語のオリジナル曲を演奏。 現在、アンスティチュ フランセ東京、東京大学、早稲田大学で仏語非常勤講師を務める。 日本語も堪能。

[ 絵画 ]web site http://www.beatrixfife.com/index.html

[ Bix&Marki ]web site https://www.makbx.com/index.html

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2018年8月23日(木)   テーマ: 展示会・イベント 店舗情報

9/18-29 カメラのおもちゃ展 in東京

 ファインダーをのぞき、ピントをあわせ、シャッターをきる。この行為に心踊り魅了される人間が、写真機の「モノ」としての魅力にとりつかれていることは往々にしてあるのではないでしょうか。カメラのフォルムの普遍的な美しさには、大人から子どもまでが惹かれる理由があります。日常的にスマホやタブレットで写真を撮る今日は、箱型カメラにはクラシックな風情があり郷愁をも呼び起こします。

 このたび、写真家として教育者として国内外で活躍する吉川直哉さんが、20年前から蒐集している「カメラのおもちゃ」約130個が一堂に会します。
 「カメラのおもちゃ」とは、アクセサリーやインテリア、遊び道具として作られた、カメラをモチーフにした撮影機能のないおもちゃのことです。
 この展示は、7月に大阪「ギャラリーソラリス」で好評を博しました。東京では初の展示となります。

 「カメラのおもちゃ」は、「撮る」行為の原始的な悦びを思い出させてくれます。さまざまな時代に作られたおもちゃから、時代や世相が垣間見えることも面白さのひとつです。
 カメラのおもちゃを通して、写真の楽しさを再発見しませんか。
 皆様のご来場をお待ちしております。

■開催概要

カメラのおもちゃ展 in東京
2018年9月18日(火)〜29日(土)

火-金 12時〜19時 / 土12時〜17時 / 日・月 休み

会場: コミュニケーションギャラリーふげん社
〒104-0045 東京都中央区築地1-8-4 築地ガーデンビル 2F
TEL:03-6264-3665 Mail:info@fugensha.jp

所蔵:吉川直哉(写真家・写真教育者)
協力:ギャラリーソラリス

 

■イベント

カメラのおもちゃコレクター吉川直哉 トークショー

「カメラと私の楽しい関係」

大阪から吉川直哉さんをお招きして、貴重な「ダゲレオタイプ」などを実際にご覧いただきながら、カメラの原理を教えていただきます。加えて、吉川さんご自身のカメラとの出会いから現在のご活動、そしてカメラのおもちゃ蒐集にいたるまでをお話ししていただくトークショーを開催します。お誘いあわせの上、お気軽にお越しください。

日時:9月29日(土)14時~15時半

講師:吉川直哉(写真家・大阪芸術大学大学院客員教授)

参加費:1,500円(1ドリンク付)※ご予約制

お申し込み方法:

店頭、お電話またはメールにてお申し込みください。
event@fugensha.jp  03-6264-3665

 

■プロフィール

吉川 直哉 Naoya Yoshikawa

1961年生まれ。写真家。大阪芸術大学写真学科卒業、芸術文化研究科修了。文化庁派遣芸術家在外研修(ニューヨーク)。2004年チビテラ・ラニエリ・センター選考アーティスト・イン・レジデンス(イタリア)。第1回カサブランカ・ビエンナーレ(モロッコ)、秋吉台国際芸術村アーティスト・イン・レジデンス2015(山口)、大邱写真ビエンナーレ2016芸術監督(韓国)、2017年大理国際写真祭(中国雲南省)、平遥国際写真祭(中国山西省)、芸術祭ラビリンス(ドイツ/ポーランド)、よしとみフォトフェスティバル(京都)など国内外で個展、芸術祭など多数。現在、大阪芸術大学・大学院客員教授、ビジュアルアーツ専門学校非常勤講師。https://www.naoyacamera.com/

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店舗情報

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  • ふげん社

〒104-0045 東京都中央区築地1-8-4 築地ガーデンビル 2F
TEL:03-6264-3665 MAIL:info@fugensha.jp

営業時間: 火〜金 12:00〜19:00、土12:00〜17:00(日月祝休)
※2016年より営業時間が変更になりました。

アクセス:
日比谷線「築地駅」3・4番出口より徒歩約5分
日比谷線「東銀座」5番出口より徒歩約5分
有楽町線「新富町駅」1番出口より徒歩約5分
美味しい博多水炊きのお店「新三浦ガーデン」のあるビルの2Fになります。

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